世界100カ国紀行2010/01/10 12:02

世界旅行を始めてから10数年。「サンデー毎日」になってからはその
頻度が増してきて、2010年現在で30数カ国となる。
最初は漠然と旅行していたが、終わると記憶が薄れてきて余り想い出が残らない。

また、日本や世界の山を登ってきたが、世界旅行の方に魅力を感じてきた。

そこで、ビデオ、ディジカメ、動画、スケッチ帳を用意しながら感想を交えての「紀行文」を書く事にした。このブログはその一部触りを入れた、「お気楽ページ」です。
山、旅、観光、温泉、グルメ等の感想文になりそうです。

100カ国を終えたその後は、最後の訪問国?天の国へ行ってみたい。
素晴らしい国だと噂には聞いているが・・・・・。人は無料だと言う・・・・・

まだ死んだ後の計画まで、たてている人はいないようだが。用意万端、早い方が良いでしょう。
チケット、ホテル、案内パンフ、乗物、インフォメーション、随行者・・・皆さん、情報がありましたならばお寄せ下さい。お願いします。

HP 「山に魅せられし男のホームページ」は → 下記
     http://www.asahi-net.or.jp/~vt4a-srht/
     「世界百カ国紀行」は → 下記
     http://yamatotabinootoko.web.fc2.com/kaigairiyokou.html

フイリピン2010/01/10 15:00

2,010年の世界旅行1カ国目はフィリピンに決定。
世界一と評判のコルディレラ棚田を見るためだ。早く見ておかないと、棚田で米を作る後継者が不足してきているので、棚田の維持が出来なくなってきており、美しい世界一の棚田は見られなくなるという。

フイリピンの世界遺産はこの棚田を含めて5つ。しかしこの棚田は既に危機遺産に入れられている。

棚田は中国雲南省、ベトナム、タイ、ネパール、インドネシア、そしてフイリピンが有名。ネパールの棚田はヒマラヤ遠征で何度も見てきた。1,000mはあろうかと思われる標高差の段々畑、そこで水田や畑を作っている。
余りにも急角度の場所もあり、落ちると大怪我をするだろう。殆どが貧しく機械化されていない。

フィリピンの棚田は高さが1,500mもあるという。名づけて「天国への階段」。行ったついでに少し天国を覗いて来ようと今から楽しみだ。

NHK深夜放送 五木寛之2010/01/11 13:38


五木寛之
昨年から突然、深夜3時頃に目を覚ますようになってきた。 一度目を覚ますと眠られない事が多いので、枕もとのラジオを聴くようになった。
NHKの放送で3時からはミュージック、4時からが各界著名人のお話、これが結構面白い。寝てしまう事も多いが・・・
 
作家、五木寛之の話が良い。戦後朝鮮から引き上げてきた苦労話、その当時の娯楽は懐メロしかない。生活に唄が密着していたと言う。明るい唄もあったが、暗い唄、辛い歌が励ましになったらしい。
話の途中に当時の唄を交えて話が続く。もう寝ておれない。翌日も聞かなければと、夜9時には床に入るが寝られないので、酒を一気飲みをして寝る。
とにかく、作家だけに話はうまい。そして優しい語り口、辛い話など多くの人の共感を生むらしい。今の放送はアンコールで再放送だ。 引き上げ船が博多に着いた昭和22年、田端義夫の「帰り船」を聴いて涙したと言う。


 ♪ 波の背の背に  揺られて揺れて   
   月の潮路の    かえり舟   
   霞む故国よ    小島の沖じゃ 
   夢もわびしく    よみがえる ♪

     「かえり船」 田端義夫  ← (動画) クリック  

カンボジア・ベトナム紀行2010/01/12 11:19

カンボジアのアンコール遺跡と、ベトナム・ハノイを中心に今回は旅をした。
詳しくはホームページのカンボジア・ベトナムコーナーをどうぞ。

           ベトナム・ハロン湾は世界遺産 クルーズ船が行き交う。

               アンコールワットの朝陽の出を待つ人々

         アンコールワットに朝陽が昇るといっせいに花を咲かす蓮の花


HP旧「日記帳」 はこちら!2010/01/12 16:39

ホームページにありました「日記帳」(日記ではありませんでしたが・・・)は、2,009年12月で終了しました。
新しく 「blog] として2,010年1月からスタートしました。

 旧「日記帳」はこちら!


白鳥の湖2010/01/16 08:56

最近の新聞記事で 「ロシア政府、世界遺産のノボデビチ修道院をロシア正教会に返還へ」 と掲載されていた。

モスクワの「赤の広場」や「クレムリン」から西にあり、モスクワ川の麓にたたずみ、元は女子修道院としておよそ500年前に建てられている。
観光客が多いのは、チャイコフスキーがこの湖の周囲を散策しながら、バレエ曲「白鳥の湖」の構想を練ったと伝えられているからだ。

修道院のこちら側は広い公園で、市民や観光客がのんびりと散策している。その辺にスッとチャイコフスキーが現れそうなそんな雰囲気の場所である。

90年前、ソビエト社会主義共和国連邦は反宗教の立場をとり、ロシア正教会は弾圧を受け、多くの聖職者が死刑・流刑、教会も3万あったのが500以下にさせられた。
20年前の1991年、現在のロシア連邦共和国 になり、ようやく復活を認められてきての返還なのであろう。

中国も文化大革命で、中国の宗教も、チベット仏教も迫害・弾圧されてきた。ダライ・ラマは未だ対立している。

古く日本でも、江戸時代のキリシタン弾圧、織田信長の本願寺を頂点とする一向一揆の弾圧もあった。

いつの時代も、時の政権と宗教は対立してきた。

何故なのだろう?
 中国は表向きは信仰の自由を認めながらも、実は宗教を厳しく管理下においている。13億という国民を治めるには、力で国を治めねば中国共産党の真価が発揮できないのだろう。一番恐れるのは、国民が宗教と言う方向に行くのを何としても防ぎ、イデオロギーで治めたいのである。

 一方、チベットは、当時のチベット国王が国を治めるのに、チベット仏教という宗教に目を向けさせ、解決できない事柄は神の庇護の元にといい、国王に対する不満の矛先を逃れてきたと言われている。

 国と宗教の対立もあるが、キリスト教とイスラム教の対立も昔から続いてきた。スペインのアルハンブラ宮殿のように、キリスト教の教会の中に、イスラムのモスクが変わって建てられたり、その逆であったり。

 トルコのカッパドキアでは、イスラムに追われたキリスト教信者が、洞窟の中に住宅や教会まで作り、隠れ住んでいたりしている。

また、イスラム同士の争いが未だイラクで不幸をよんでいる。

 はたして宗教は人間に何をもたらすのであろうか?

アインシュタインは晩年、宗教について「子供じみた迷信」と否定的な考えを示していた。また、「神と言う言葉は、私には人間の弱さの産物という以上の意味はない」 とも言っている。 が、しかし・・・・・

秀岳荘2010/01/16 15:41

北海道新聞に10回シリーズで「私のなかの歴史」-山とともに半世紀ー秀岳荘社長 金井哲夫さん が掲載された。



「山屋」さんなら欠かさず読んだ事でしょう。北海道で登山を趣味としている人の大半は、この店で世話になっている。懐かしく10日間新聞を読んだであろう。





平成17年に「山の仲間と五十年」の記念誌が180ページで発行されている。年表は明治4年から記載されている。貴重な業界誌である。戦後に生きる現在のクライマーは青春そのものであろうと思われる。

札幌の「秀岳荘」と、東京・高田馬場駅前の「カモシカスポーツ」、そして全国区の「石井スポーツ」にはお世話になった。仕事に行かずとも、週末山行のための装備調達で、店には必ず行った。

最終文中、次期社長には、次女の夫で現専務の小野さんと紹介がある。
素晴らしく親切で有能な魅力のある人だ。
私が二年前に、組織のルポルタージュでインタビューをした時は、誠に的確に登山界やスポーツ界の今後を分析していた。この方なら企業の経営者として、立派に経営されると確信したことを思い出す。
(ルポ文は、当ホームページ~会報文~ルポルタージュ・山岳会の今を考える「消えた若者」)


東北みちのく遠征→温泉!2010/01/18 04:43

 東京の山仲間からTELがあり、以前札幌の拙宅で食べた「カスベ」の煮こごりが旨かったというので、近くのスーパーで大量に買い込み送った。レシピもネットで出して贈る。関東ではお目にかからない魚だ。

TELの本題は、「東北秋田・角館と青森・鯵ヶ沢の温泉に行こう!」、「了解!」温泉、東北となると話は早い。
東京時代の山岳会で温泉部長の彼と、副部長のワタシ(二人で勝手に作った組織?)
二人ともに、今や全国的に有名な、札幌国際大学の松田忠徳教授の大フアンである。

勢い余り、札幌に転居するや否や、大学の社会人講座に入学してしまった。東京に残されたカレは悔しがって泣いていた。
ところが、ところがです! 教授は忙しすぎて社会人相手の講座は持てないと言うのだ。その内にと言うが、どうなる事か?

 会社の札幌支店勤務時代、温泉キチが集まり、金曜日の夕方苫小牧に車で走る。駐車場に車をデポし、23:00の八戸行きフェリーに乗る。帰りは日曜日23:00発、苫小牧に月曜日6:00に着く。3泊(内2泊は船)4日の豪華旅だ。月曜日、車内で背広に着替えて、何食わぬ顔で出社する。周りの連中はあきれている。

早朝6:00に八戸の駐車場にレンタカーがポツンと停車している。仲間の一人が営業力を発揮して、レンタカー会社に無理を言い、鍵をマフラーの下にガムテープでとめておけと指示をしたらしい。指示する方も無理難題だが、受ける方も商売熱心と言うものだ。


 
船は快適だ。酒とつまみを買い込み、即宴会。寝るときは周囲に客が沢山いたが、目を覚ましたら殆どいない。我々のいびきがうるさくて避難したそうだ。


 遊びにはしっかりした計画と哲学?が必要だ。
「日本の秘湯」が愛読書である。スタンプ帳を片手に青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島、新潟と軒並み車で走り回る。1ヶ所の温泉に15分、次ッ!忙しい。

1日5~6ヵ所が限界だ。そのような事を繰り返すうちに、全国の温泉と山に登りたくて、転勤願いを会社に出した。
 
会社もあきれていた。一人ならずも10人以上が「転勤願い」を出したからだ。人生、熱意あるところに結果も現れる。。。東京の社宅マンションは全員が東川口を選ぶ。遊びに全員近い所が便利!

おかげで全国の山を登り、温泉も・・・ 幸せだった。

ついたあだ名が「釣りバカ日誌」のハマちゃん山男! 釣りと山の違いだけだ。 面倒だから、会社名は?と聴かれると、「鈴木建設 営業3課」と応える。
山岳会のメンバー半分は未だに「スズキケンセツ」と信じている。



 スタンプ帳の写真は山形県「姥湯温泉」の野天風呂。
「これこそ秘湯だッ!」 スイッチバック方式で登る車の運転は緊張の連続、それほど秘湯の場所なのだ。周りは奇岩のそそり立つ南画そのもの。標高1300mに建つ温泉宿は雪と春の洪水で10数回流されたと言う。 まさに秘湯!


干し柿2010/01/25 12:32

福島産の干し柿
干し柿の生産日本一は福島県。20年近くトップでその地位は揺るがない。
先日、チベット旅行で一緒していただいた郡山の W さんから贈られた。

ヒモに吊るした干し柿は大そう大きく、しかも甘い。そして風情がある。
甘さは砂糖の1.5倍らしい。
地元スーパーで売られる干し柿は硬くて小さく、何より高価だ。

一句出来た。 「柿食えば~ 幸せいっぱい~ 腹いっぱい!」

五能線2010/01/26 14:07



水森かおりが歌うご当地ソング「五能線」の旅をしてきた。
JR路線の中でも日本一の人気路線らしい。常時満員で切符をとるのに大変らしい。

久し振りの列車旅、津軽海峡の海を渡ったのは学生時代しか記憶にない。だから青函トンネルは初めてだ。

夜汽車、温泉、利き酒、地酒、旨いもの、東北県人の素朴さと津軽弁・・・
「サンデー毎日」の自分が、平日に活動するから安上がり!  ますますこれからの老後が楽しくなる。

   詳しくはコチラ→   http://yamatotabinootoko.web.fc2.com/gonousen.html