・転ぶ2022/06/15 08:45

自分の周りには高齢者や後期高齢者が昨今特に目立つ。

毎日恒例のウォーキングをしていると、小学生のグループなどに合う時は快活で賑やか、エネルギーが伝わってくる思いがする。清々しいひと時である。

しかしながら高齢者とすれ違う時は注意を要する。右によれば右に来るし、左に避ければ先方も左へ、見るとふざけているのではなく、ふらついている人が多いのである。
これを称して「ふらつき症候群」と名付けている。
                    ふらつき高齢者

自分の周りには転倒する高齢者が特に目立つ。
高齢者マンションにいるからその割合が多いのである。酒を飲んでの帰り道、何の変哲もない所で転びすりむいたり捻挫したり・・・、部屋でも転倒するらしい。

つい2~3日前も、男性が近くの居酒屋を出てすぐに転び肩の骨を折った。其のそばで介護した人もこの1年内に転び3か月も入院を余儀なくされた。

   高齢者は転ぶのだ

人のことはさておいて、自分も先月肋骨当たりにひびが入ったか折れた(?)体験をした。
散歩コースの小川を飛び越えて向こう側に行こうとした。1m位なので分けないと、飛んだつもりが着地でつまづいた。普通通りにこけたらよかったのだが、手の肘が胸の下になりそこが強烈に痛み出した。1か月も痛かった。
多少のひびならば放置しておいても治ると思ったが2~3日病んだ。この時、年齢を感じた。若さが喪失し、馬鹿さが増長しているのである。

                        1mもない小川


                家の中でも転ぶ

先般、かかりつけの病院に行った。
散歩していてもバランスを失いふらつくこともあるんですよ、どうしたらいいでしょうね。私は医学的な処方箋はないかとドクターに聞いたつもりが、先方はかなりアナログ的に応えてきた。

「杖を持つて歩けばいいんですよ!」「ムムッ・・・」
このヤブ医者めっ。そんな事は聞かなくとも知っている。ツたく。。。

  医者は杖を持てという!

誰か杖になってくれる心優しい女性はいないもんかね~。

                  や・さ・し・い 女性

・海外旅行2022/06/16 11:36

3年前からのコロナ禍で海外旅行は絶滅した。

アフリカ中心の海外旅行を挙行していたが、2019年のエチオピアを最後に途絶えてしまった。アフリカ55か国の、33カ国で止まったままである。

一段落したのか、命より経済が優先なのかは不明だが、ここに来てどの国も外国人の受け入れを図っている。

日本のツアー会社も「大変お待たせ致しました。海外ツアー発表第一弾です」とあの手この手で発表している。

中身が興味深い。
感染防止対策例である。
・人数は最大でも19名 ・添乗員から出発前に挨拶と体調の確認
・「健康チェックシート」提出義務付け ・全員マスク着用 
・バスは1名2席 ・ワクチン3回接種義務&PCR検査済み
・どこでもソーシャルディスタンスを保つ ・食事は感染予防対策店に限る
・毎日、検温・体調伺いをします 


アフリカをはじめ、辺境の国を訪れる場合は、その筋のエキスパートがいるツアー会社を選んで参加する。ヨーロッパなどの先進国とは一味違うツアーなのである。

ツアー・コンダクターあるいは添乗員には様々な専門家? がいる。
東京大学など国立大学出の変わり種もいれば、旅が好きで好きでたまらない連中もいる。話も面白いし、その人の人生観の中に引き込まれそうにもなることもある。


コロナ禍で添乗員は100%職を失っていた。見切りをつけた人、倉庫の仕事やコンビニのアルバイトでしのいだ人達。
添乗員は殆どが派遣である。悪く言えば日雇い労働者以下の待遇である。多くは添乗業務に当たった日数を基準とする日給制(概ね7000 - 8000円程度
年収300万円~400万円の範囲である。外国ならばチップ制度があるが日本人はあまりチップは払わない。ケチである。
添乗員の多くが家庭崩壊している。結婚するのだが年間300日も留守にすると結婚している意味がなくなる。だから現在独身が多いようだ。お金も少ない。

だから気に入った添乗員にはビールなどを奢ると非常に喜ぶ。

海外旅行をすると見る所も沢山あるが、参加している人たちの人生模様や添乗員の魅力が垣間見れる。
さあ~、ロシアやウクライナもあるし、戦争体験も出来るやも・・・
しかし・・・・・・・・・

出発進行!

・キャンプ2022/06/17 14:43

何と9年ぶりにキャンプでテントの生活を体験した。山岳会にいたころは夏も冬も重いテントを背負い山籠もりをしたものだ。

9年前を思い出す。
20136月、東京勤務時代に所属していた山岳会の会長が急遽した。その思い出を語ろうと会員有志で追悼山行が計画されたので、はるばる札幌から群馬県の野反湖キャンプ場へ参加した。

テントの中に小さな祭壇を作り、そこに沢山の酒を備えて、酒と不毛の議論をこよなく愛した故人を偲び深夜まで想い出を語りあった。
  女性陣が、まん中に小さな祭壇を飾り、お酒を供え供養

そして、札幌から1時間の月形キャンプ場で9年ぶりにテント泊。
今回は4人の未だカラ元気なタソガレ男と、妖艶な冬枯れ女3人が集まつた。

いつもの飲み会で「この指とまれ!」で参加者が決まる。ミーティング、キャンプ道具の点検、下見、買い物、役割分担で皆はウキウキ、わいわい。若者には負けない意気込みである。


         テント設営、焚火も用意

買い物を終え、11時現地到着。テント3張り設営し、さあー昼飯だ~
食坦のグルメ男は、手羽タンドリーチキン焼牡蠣トマトチーズ焼
を用意した。

    手羽タンドリーチキン焼
           牡蠣トマトチーズ焼
既に居酒屋料理が並んだ。面々はビールやワインをクーラーボックスから出して先ずは安着祝い、サル~。美味かった、酔っぱらった~。

腹ごなしには隣接のパークゴルフへ、強制的に全員参加。

                  パークゴルフ

4時になるとテン場に全員集合! さあ~宴会だッ。
定番のジンギスカン&飲み物フルコース&飲み放題。焚火は燃えた。
               サルー

                特性ジンギスカン、肉厚だ

  深夜になっても宴はなお続く

            焚火には癒される

                           花火

童心にかえり全員で花火、高齢者は眠くならないようだ。

翌日朝は二日酔いなれど、豚汁。シエフは食べろ食べろと強制的。
朝酒を飲むと、こりゃ美味い。

             特性豚汁

疲れ切って家路に・・・トボトボと。
リーダーがオッシャル。今晩はわしの部屋で反省会だぞ! 全員ムムツ!

・居酒屋2022/06/28 09:42

札幌で人気の居酒屋がある。創業はかなり古く、その頃は寿司屋で
あったという。いまでは市内に数店営業しており。特に今でも寿司が美味い。
 
コロナ禍の前から通い10年は足を運んでいる。

ネタも良いし、シャリがまた何とも言えなく美味しい。暖かくもなく、冷めてもなくその温度が絶妙である。それは人肌と言われる。
ここの寿司の人気はネタ、シャリのほのかな温かさであると皆が言う。

味に煩い女性陣は競って食べる。
ここで最初にオーダーするのは、まず寿司、それからギンギラギンに冷えたビール。

ビールと寿司でお腹を満たし、それから酒のつまみと夏では冷酒。


  奪い合って食べる寿司、幸せを感じる
               最初はやはり生ビール、ただし一杯だけ

空腹を満たした後はじっくりと刺身などを味わい、美味い酒に、そして楽しい語らいへと移行する。

 刺身がたまらなく美味い、本日はツブと関サバが抜群

                 刺身のお供にはやはり冷酒

      店主お勧めの珍味 本日とれたてのナスと皮の揚げ物

淡白な茄子を油で揚げると絶妙な味に変身する。特に茄子の皮は全員がこれは珍味と称賛する。この皮だけを出されると「なんだろう、これは?」とたまらなく癖になりそうだ。

ここで寿司学入門!

特に寿司についての隠を調べてみた。先ずは寿司の歴史。

 寿司の発祥は当時の中国の山岳地帯に住んでいた民族が、入手困難だった魚を長期保存するための方法として編み出した、「熟鮓(なれずし)」と呼ばれる発酵食品が寿司の起源であると言われている。

 奈良時代、遣唐使により、稲作とともに熟鮓(なれずし)という発酵食品として中国から日本に伝わった。当時は貴重で高価なものとして朝廷に貢がれた。

               なれずし

寿司屋は隠語が多い。

寿司屋の裏側の組織には、シークレットか秘密警察、または犯罪組織「シンジケート」、「CIA」「FBI」「KGB」「陸軍中野学校」が介在しているのではと想像したくなる。隠語の一部を少し上げてみる。 

あがり、あにき、えんがわ、えんそ、おてしょ、おとうと、片思い、かっぱ、ガリ、ガレージ、くさ、じんがさ
せんまつ、たま、出ばな、てんち、どんしゃり、なみの花、にげもの、はかりめ、むらちょこ・・・・・

あがり、えんがわ、かっぱ、ガリ程度はご存じであろう。寿司の隠語は数えきれないほどある。

次に寿司の二大重要要素は次の二つ。

 にぎりのバランス

しゃりにぎりの重要なことは口に運ぶまでに崩れず、また口の中に入った途端ふわ〜っと寿司飯が口にひろがる力加減。 (しゃりの中心部に空洞が出来るように握る)それがねたとのいいバランスだという。


ャリは「舎利」と書いて、元々はサンスクリット語が語源で釈迦にちなんだ言葉であるそうな。

しゃりの温度は人肌位が美味しいとされている。

寿司屋でしゃりを冷ますのにウチワであおぐのは、ご飯をさますためではなく、 しゃりの表面をべたつかせないために余分な水分を早くとばすためと、 また、それによってしゃりにツヤもでてくるため。知らなかった。


代表的な隠語と語源

ネタとは寿司種(すしだね)の種が語源で、タネを逆さに読んだ隠語が「ネタ 

アガリ」という言葉は花柳界での隠語、お茶では「売れ残り」を意味する「お茶をひく」という言葉がありだから「お茶」という言葉は縁起が悪いと使うのを避けるようになったそうで、お呼びがかかりお座敷に上がった芸妓さんは「おあがりさん」といったことから、その縁起の良い言葉にあやかってお茶のことを「アガリ」と呼ぶようになったそう。

なぜ醤油のことをむらさきというのか?

 お寿司が庶民にも食べられるようになった江戸時代でも、醤油はとても高級品であったことから、高貴な意味合いをもつ紫色からその名が付けられたという説 

 酢飯は、臭みを消す効果や、防腐の効果があり、

ワサビ

魚の生臭さが消える、抗菌効果、風味が好まれている 

ガリ

食感がガリガリするところから、あるいはショウガを刃物で薄く削るときにガリガリと音がするところからしかも魚の臭みを消してくれる 

ゲタ

 「ゲタ」とは、寿司屋で使われる符牒(隠語)で、これはゲタに鼻緒を付けるための穴が三つ開いていることに来する

江戸時代の寿司屋では「のれん」が粋であった。特に汚れたのれんが評判の店であったという。なぜか? 当時はおしぼりもタオルも行き渡らない時代、食べ終わった客が帰りがけに暖簾で手を拭いて帰るために汚れるという次第。

これは焼き鳥屋でも同様。汚く汚れた暖簾が人気店のあかしであったという。