「100歳から始まる人生」の103歳スウェーデン人ブロガー、105歳を迎える。

という題名のテレビ放送を見た。ついつい最後までテレビにくぎ付けとなっていた。

 

　現在１０５才の女性ブロガー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下抜粋。

世界最高齢のブロガー(ブログを書いている人)、スウェーデンのダグニーさん。１００歳でパソコンを購入したことをきっかけに一躍有名人となったダグニーさんの、刺激に満ちた日々に密着する。

「９０歳で夫を亡くして、私の人生は終わったと思っていたのに」と語るダグニーさんは現在１０３歳。１００歳でパソコンを始め、日々の出来事や過去の思い出をつづったところ、そのブログが一躍人気に。フォロワーは５０万を越え、時の人になったダグニーさんの暮らしは一変。ＴＶ番組に出演したり、セレブと同席したり、村の最高齢ＤＪとの淡い恋も…。人生何歳になっても可能性に満ちていることを教えてくれるドキュメンタリー。

 

「めっちゃ素敵なおばあちゃん」である。

アパート（日本でいうマンション）住まいで子供なし。お菓子を作ったり、踏み台に上って電気のカサを掃除したり、ごく普通の独身女性の暮らし。颯爽とした歩き方がまったく年齢を感じさせない。90歳の妹の誕生日に、プレゼントのパソコン持参で妹宅を訪問し、二人で顔を寄せ合って、１０３才の姉が、９０才の妹にパソコンの使い方を教えていた様子は微笑ましかったが、ダグニーさんは、老人パソコン教室の先生までやっているのだから驚く。

 

写真：103歳の先生と80代の生徒たち。赤いカーディガンを着て立っているのがダグニーさん。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

テレビでの本人の発言、その要点

・１００才になったので、内気な自分を変えたかった。

・９０才の時、二番目の主人が亡くなってからは好きだったダンスを踊ってくれる人がいなかった。だからもう一度ダンスを踊りたかった。

・１００才になったので、何にでも挑戦したくて、ブログを始めたら、何十万人もの人が読んでくれた。

・ブログを書くようになってから、テレビにも出演する機会が増え有名人にも会えるようになったの。

・１００才の時、まだ生きているのだから、何でもしたかった。

・毎晩ブログを書いているのが楽しみなの。

・テレビ出演でメーキャップの若い女性をからかった。「しわだらけだから、化粧品がたくさん必要よ！古い家にペンキを塗るようなものよ！」ジョークも上手。

・９０才で夫を亡くしてからは、朝起きるのも一人、夜寝るときも一人、アパートでは話す相手もいなかった。

・私を変えたのはパソコンよ。

・ブログで自分の一生を子供の頃からを書き綴ったの。親の事、兄弟の事、お婆ちゃんの事、小さい頃の事、裁縫は苦手なのに２０年も縫製工場で働かされたこと、結婚の事、趣味の事、自分の性格の事･･･読者はそれを読んでくれ、それが生きがいになったの。

・最初の主人は好きでなかったの。嫉妬深く、酒乱で暴力を受け家から逃げ出した事もあり、なかなか離婚をしてくれなかったの。だから子供は生む気はなかったの。二番目の主人はハンサムで優しくて幸せだった、子供を生みたかったのだが、もう年を取ってもう無理だったの。

・パソコンは良いわ。暇つぶしになるし、連絡も取れるし、メールもできるし、楽しめるから。何よりブログは充足感があるのでやってみることが大切ね。

 

　　　 村の最高齢ＤＪ(８９才)との淡い恋は現在続いている

・・・・・・・・・・・・・・・

テレビ出演等で知り合った、デスクジョッキーで８９才になる男性と、現在は微笑ましいデートを繰り返している。花束を貰ったり、アパートでケーキを食べたり、ダンスをしたり、ドライブをしたり、公園を散歩したり・・・

二人は現在青春真っ盛り！！！

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

104歳の時に話した長寿の秘訣

1. 長い散歩をすること。

2. 愚痴を言わないこと。

3. 後悔しないこと。

4. 人にやさしくすること。

5. ユーモアを忘れないこと

 

長生きのイロハを教わった気がしました。このお婆ちゃんは今年２０１８年には１０６才になるようだ。

仙人は１２０才からとか、間違いなくなれるでしょう女仙人に！

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

長生きはしても楽しければいいのだが～と誰しも思うだろう。

それには何か課題があるようである。病気をしない、心は明るく、毎日の生活に張りを持たせる等々。

日本でも１００才に向かって活躍している人も多い。

知名人で、未だに元気に活躍している人もいる。

・瀬戸内寂聴(作家)　　  ９５才

・橋田壽賀子(脚本家) 　 ９２才

・渡辺恒雄(読売新聞) 　 ９１才

・黒柳徹子(タレント)　　８４才

・美輪明宏(タレント)　　８２才

・北島三郎(歌手)　　　　８１才

・加山雄三(歌手)　　　　８０才

 

 

１００才以上の高齢者は現在67,000人(2017年)

　内、女性が6万人ほど(88%)、やはり！

 

平均寿命

　男～80.98才　女～87.14才

 

海外旅行で必ず遭遇する高齢者がいる。60代は子ども扱い。70代、80代、90代が必ずいる。元気だから参加する、それは当たり前だがやはり気になるのが生き方と言うか、それを聞きたくなる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ある日の船旅での達人

　クルーズ船での楽しいパーティ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

クルーズ船に最高令ではないかと思われるお爺ちゃんがいた。94歳であると言う。しかも一人旅である。

　お爺ちゃんなどと言うと叱られそうなほど、シャキッとしていて70代程度にか見えない。他に91歳のやはり1人旅の男性もいたそうだ。

　ある日、8人用の円テーブルで一緒に食事をする事になった。簡単な自己紹介をして挨拶をする。94歳と聞いて、一同驚く。

　顔の艶も良く、喋りもしっかり、歩くにも杖も持たない。食事の前にビール、赤ワインとボーイに英語で注文している。そして料理もしっかり全て食べている。

　旅はいつも一人らしい。小さなキャリーバック一つで悠々と歩いているではないか。

　テーブルのメンバーが感心し、執拗なほど質問攻めである。含蓄のある言葉が返ってきた。

　「歳を重ねるほど、行動すると言う勇気を常に持たねばなりません。老いる事は怖くはありません、怖いのは心が老いる事です。年齢は単に時間の長さでしかありません。」

現役の頃は戦闘機の設計などをしていました。今でも時々他の企業から呼ばれ意見を求められます。

　最後に私は止せばよいのに究極の質問をしてしまった。「あの～側室はいらっしゃいますか？」

　ニコッと笑って返答が来た。「側室はいないが、ｶﾞｰﾙ･ﾌﾚﾝﾄﾞはいるよ！」　と横文字で返答された。　全員大笑いで大ウケであった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・