・就寝時間2023/03/28 09:49

夕食&晩酌 17:00~18:30
就寝時間  19:00
起床時間    2:00前後

後期高齢者の仲間入りをする頃からサイクルが変わり、寝る時間帯が極端に変わり早くなった。以前は21;00~22:00であったのが、高齢者マンションに入居し夕食が17:00となったのが原因である。

酒を飲むのですぐ眠くなるのも一つの要因である。

高齢者の就寝時間と言うのがあり、それは平均21:00~23:00である。

仲間内でも私の就寝および起床時間は異常と言われることが多い。起床2:00と言えば昔風に言うと「丑三つ時」、何やら不気味な時間帯である。

週に2~3度、することがない時は缶ビールを出してきて1人で「孤独のグルメ」ではなく「孤独の一人宴会」をする。こんな時は幸せを感じる。

そのあとは二本目で有ったり、ビデオを見たり、本を読んだり、パソコンで有ったりとさまざまである。また寝る時もあるが。

しかし夜7時に寝るというのは少し気が引けるというか、時代に逆らっているような気もした。

だが似たような人がいた。

女優の高峰秀子と夫君の松山善三である。


養女によると、この夫妻は晩年の70代頃より夕食5時半、就寝が6時半であったという。しかし起床は7時頃とあった。

何となく早寝が似ているので親近感が芽生え、自叙伝などを読んでみた。
実の母を5歳で亡くし、継母に引き取られ芸能界の子役でデビューさせられ、今でいうアイドルを経て人気女優となったが、そのため学校は殆ど行かせてもらえなかったという。字が読めなかったのである。
50年間家族や親族の生活費まで面倒を見させられ自由がなかったが、独学で字を覚え大女優になったらしい。

当時高峰秀子のギャラは映画1本百万円、映画界最高のギャラだった。時の首相、吉田茂の月給が4万円であった。

55才で引退し、向学心に燃えて晩年の86才で亡くなるまで本を読み読書三昧の生活と、夫君の松山善三氏への料理造りに専心したという。

子がなく、最後は遺産の大半を「二十四の瞳」の舞台である小豆島に寄付をしたという。


松山善三は映画「名もなく貧しく美しく」の監督である。


芸能界にもこういう人もいるのである。

私は現在「名もなく、貧しく、阿保」のような生活をしている。反省しなければなるまい。