・虫歯2014/08/14 09:33

この数年、虫歯で歯科クリニックへ通う回数が増えた。
歯科衛生士の女の子から言われた。お客さん、リタイアしてお暇なのだから、歯をしっかり磨いてあげて下さい。それとも忙しいのですか?
「いや、暇で時間を持て余している。暇は売るほどあるし、まだ沢山売れ残っている。」 では磨き方教えますね!」 まるで子供扱いだ。

今は歯科の病院も機械が揃い、たちまちに直してくれる便利な時代だ。

ふと、昔はどうしていたのかと思い、江戸時代の「かわら版」を読んでみた。
幕府や藩には、専業の医師がいて治療をおこなっていたそうである。しかし、 治療は上層階級やお金持ちの人に限られていたようだ。

虫歯で悩む人々は、痛みがうすれるように、次のような民間療法に頼ってい たという。
1)神仏に祈願する   参拝、奉納、願掛け、僧侶・神官による加持祈祷
2)おまじない       守り札、祈祷師による呪術
3)鍼、灸
4)生薬などの民間療法
4)家伝薬、売薬または漢方医学

年寄りに聞く歯痛の俗信
・梅干しを患部に貼る
・大根おろしの汁を痛い歯と頬の間にいれる
・よもぎの葉か葱の白根を痛む歯でかみしめる
・蛇の抜け殻を3ミリくらいにちぎり、紙に包んで痛む歯に押しあてる
・ウイスキー等、度数の高い酒を歯に浸す(ワタシの場合:効果?)


しからば縄文時代はどうしていたのか? 友人が縄文時代の週刊誌を持っていたので読んでみた。

何と虫歯を抜くには、山に住む人々はマンモスに頼んで、紐を結び付け引っ張ってもらい抜いていたそうだ。
一方海辺の人々はクジラに頼んだと言う。


2014年、今年はアメリカや日本でゴジラ映画ブームである。映画のロケの合間に、ゴジラに頼んで虫歯を抜いてもらう人が多く、予約制であったとか。

・徴兵制度復活か?2014/08/15 10:32

日本が「集団的自衛権」を阿部首相のもと容認した。 否、させられた?


戦後60数年、日本の政治家も国民の考え方もかなり変貌してきた。原子爆弾による被爆国、福島原発事故による被害、これらを受けても懲りない国民性はいったいどうなっているのだろうかとさえ思われる。

平和ボケした日本に、阿部首相の「集団的自衛権」という爆弾が投下されたことから、以下の反撃爆弾が国や国民に向けられている。

「集団的自衛権の行使容認は徴兵制の導入につながる」
「自衛隊は戦争にいかない前提で入隊した人たちが多いから、実際に行けといわれたら辞める人も多いはず。半数は辞めるだろう。いずれ必ず徴兵制がやってくる」 

ある女性保守論客の一人は、
「18歳の若者(男女とも)は携帯電話を取り上げ、一年間(軍隊のような)共同生活をさせろ」
「18歳の若者に(準徴兵制度ともいえる)1年の奉仕活動の義務化を提案」
「生活保護者も奉仕活動させろ」「高齢者も80歳までは元気だから動員を」
「男女の差はなく、かつ障害者も動員しろ!」
と勇ましい発言が目に付く。

ここで、徴兵制度を取り入れている国はと、調べると結構多い。

 デンマークオーストリアフィンランドノルウェースイスロシア 韓国北朝鮮イスラエルトルコ中華民国台湾)、 エジプトシンガポールカンボジアベトナムタイコロンビアマレーシア中国アルジェリアキューバギリシャラオスモンゴルイエメンイランクウェートシリアカーボベルデコートジボワールギニアビサウギニアスワジランドセネガル (34カ国)
                          (太字はアジア)
     赤い所が徴兵制度導入国
近年、男女平等が特に叫ばれるようになり、女性兵士の徴兵制が取り入れられている国が目立ち始めた。
 ・イスラエル・・・女性全員が2年の兵役義務化
 ・マレーシア・・・抽選で選ばれた18才の男女
 ・ノルウェイ・・・2015年より導入
 ・ミャンマー・・・2011年、全国民に徴兵制導入決定
 ・アメリカ・・・・現在は志願制だが、2013年に、アメリカ議会は男女
          平等に基づき女性兵士の前線での戦闘行為を容認する
          法律の施行を2016年までにすすめることを決めた。
          大統領であるバラック・オバマはこの決定を男女平等
          への歴史的一歩と述べた
 ・イギリス・・・・現在は志願制であるが、第二次世界大戦で女性を徴兵
          した唯一の国である
日本は無謀な戦争を強いられ、それ以来国民は愛国心を失ったと言われる。
自衛隊員ですら、戦争をするのならば辞めたいというのも、無理からぬことである。
徴兵制導入となるとその対策を考えておかねばなるまい。
ボケてしまう、早めに天に昇る、平和な国に永久移住をする、天皇陛下になる、犬か猫に変身する・・・
売国奴と言うなかれ、そもそも愛国心がないのであるからして。


・お盆2014/08/23 14:13


 お盆とは、先祖の精霊を迎え追善の供養をする期間を「お盆」と呼び、7月(東京など)または8月(地方)の13日より16日までの4日間をさす。

 13日の夕方に迎え火を焚き先祖の霊を迎え、16日の夕方送り火を焚き、御先祖さまにお帰りいただく。
 昔からの今の自分があるのは、ご先祖さまのお陰であると感謝する先祖崇拝の心と合体したものである。

 百科事典によると、以上がお盆のいわれと由来であるらしい。もう少し講釈、うん蓄、能書き的に述べるならば、お釈迦様の教えだとか、推古天皇の時代にはとか・・・眉つばのお話が続いてさっぱり理解できない。

 結論としては、日本のお盆行事は、家族や一族が集まり先祖を供養し、亡くなられた人をしのぶ行事として行なわれ、家族や一族が集まり、故人の思い出を語り合うことは大変に意義ある素晴らしい風習であると結んでいる。

 「御布施」の金額の目安は、東京では新盆で2万円、新盆以外は1万円くらいが多いようである。
 
 しかし、外国の仏教には、葬儀、法要、檀家、戒名がないそうである。一方、日本には法要が1年忌、3、7、13、17、23、27、33、50年忌と気が遠くなるほど続くので、気がついた時は近親者が殆ど昇天しているかも知れない。
 早い話が、葬式によってお寺が儲かるようにできているのである。

 「花八層倍,薬九層倍,お寺の坊主は丸儲け」とは言い得ています。

これより本題・・・
 
 

 関東に住む、私の長年の師匠(山登り・温泉・酒・旅)から、始終メールや電話を頂く。しかしこのお盆の前後、音沙汰がなかったので心配し、メールをしてみた。年齢的には天国の下見に行くには早いと思いつつ。

 傘寿を過ぎた母親が倒れて、12日後の8月16日に亡くなったと返信メールが来た。そこで折り返し、お悔やみメールで哀悼をのべた。

 その後のメールだが何とも表現がユニークで親子愛を感じた。その一節が下記。

(お盆で帰ってきた爺さんが「一人で帰るの寂しいから一緒に行こう」と連れていってしまったようです。
でも婆さんも少し抵抗し「あと少し待て!15日までいれば年金が下りる。貰ったら一緒に行ってやる」と16日まで頑張ったようだ。
その間、我々も覚悟を決め死への準備をすることが出来ました。あくまで我々に苦労をかけずに逝ってくれました。
ある面「ピンピンころり」と理想的な死に方をしたと思っています。)


 一億円の豪邸を建てる人なので、天国にいるお爺さんに手土産として、お布施の他に札束をどっさり包んで、お婆ちゃんに持たせてあげた事と思われます。
 浅草に住むお婆ちゃんには、私は随分お世話になりました。
 「浅草三社祭」等で御馳走になったり、温泉旅行で一緒させてもらい、楽しいお話など夜を徹して語ってくれました。
 素敵なお婆ちゃんはその昔モダン・ガール。OLとして銀座のオフィス街で浮名を流し、世の男性軍を手玉に取った話は数知れず、痛快でした。

 師匠、今度は「親父の一代記」に続いて「おふくろ一代記」を是非執筆して下さい。ご冥福をお祈り申し上げます。
                           合唱礼拝

・アフリカ2014/08/29 17:02

アフリカ旅行の旅仲間から誘われて、アフリカ大陸9カ国を巡る旅に出かける事になった。
アフリカには56カ国もの国がある。今回の旅を含めても合計29カ国で、実にその数は多い。今回は東アフリカが中心である。

北のウガンダから南の南アフリカまでの距離は3,692km、日本の北海道・稚内から沖縄までの距離でも2,455kmと比較にならない遠さである。


エボラ熱で騒がれているが、ギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリアからの距離も2,600km以上で、日本列島の長さより離れている。


世界には北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、ユーラシア大陸、オーストラリア大陸、南極大陸、そしてアフリカ大陸と6大陸がある。


なかでもアフリカ大陸の旅が一番魅力がある。勿論、発展途上国が多く、隣国や国内の民族紛争、宗教対立、資源の奪い合い・・・数え切れないほどの問題がある。最近は中国がその資源を狙い、あたかも植民地化しているようなきらいさえ見られる。

しかし、アフリカの旅の魅力は他の大陸とは比較にならない。
人種の多さと、その数と同じ程度の文化と暮らしぶり、衣食住の違い、昔のままの文化、原始宗教、ヨーロッパ先進国の植民地化と奴隷制度の名残等など。その実態を目にすると口を開いたままアングリ、息をするのも忘れる。目も点となる、体全体が固まっているのが分かる。

アフリカ大陸は標高が高い。今回訪れる主な国の平均標高は
 ・ウガンダ 1200m ・ルワンダ   1600m ・ブルンジ 2300m
 ・マラウィ 2000m ・スワジランド 1500m ・レソト  3000m
アフリカの印象は当初暑いと思っていたが、逆に寒い時の方が多いように感じる。

今回の楽しみの一つがルワンダである。
最近ルワンダと言えば、「ゴリラ・トレッキングツアー」が有名であるが、ゴリラは動物園に行けば見られるし、私の周りにもオス・メスのゴリラみたいな動物がそれなりにいる。

ルワンダと言えば、ツチ族とフチ族のルワンダ内戦、120万人以上虐殺された悲しい歴史がある。
映画「ホテル・ルワンダ」をビデオで事前に見たが、世界にはまだまだこの様な民族戦争が多い。
映画の舞台となった「ホテル・ミルコリンズ」も行く計画である。

  映画「ホテル・ルワンダ」の動画は → こちら



・ア~ァ、ジンギスカン2014/08/30 10:06

本日の地方紙に「ジンギスカン値上げ」と掲載された。

       ジンギスカン鍋

アベノミクスだかアベノボッチャンだか知らないが、消費税は上がる、便乗値上げで物価は上がるで庶民は疲れ切っている。またぞろ原発が使えないからと電力会社は平気で何度も電気料を上げると言う。生活が大変である。

そこで新聞の記事にもどる。
北海道のジンギスカン有力店が値上げをするという話題。他も追随とか。
新聞の内容は下記の通り。

中国で羊肉の需要が高まり、オーストラリアなどからの羊肉の輸入価格が高騰しているためだ。業界では「ジンギスカンが庶民の味ではなくなる」との声も聞かれる。
日本国内で消費する羊肉の99%はオーストラリアやニュージーランドから輸入されている。
羊肉の輸入価格は2013年1月ごろから上がり始め、今年5月までに約5割上昇した。
食肉卸業者などは、13年にオーストラリアから中国への羊肉輸出量が前年比2.4倍に急増するなど、中国で需要が高まっていることが、値上がりの背景にあるとみる。
        中国の火鍋

中国では「火鍋」と呼ばれる羊肉料理が中間層の間で人気を集める一方、牧草地の砂漠化が進み羊の生産頭数が減少し国内需要をまかないきれなくなっているという。
北海道の飲食店では既にジンギスカンの食べ放題料金を約1割値上げしている。

以上が衝撃の新聞朝刊記事である。思わず眠気が覚めてしまった。
以前、オーストラリア、ニュージーランドを旅したが、羊の数が人間より数段多いので先ずビックリ!
ここで統計を眺めてみた。

   ニュージーランドの国道は羊が占拠

オーストラリアは羊が人間の3.4倍、ニュージーランドは7.3倍。下記の表を見てもわかるように羊の数が多いのはこの2カ国のみである。
それに反して日本の数字は羊が1万頭、いったい日本の農業・牧畜政策は何をしていたのであろう。きたるべく食糧難にどうするのか?

羊の頭数の多い国(2012年統計)

順位国名生産量(頭)   人口
1中華人民共和国(中国)1億8,700万 13億4000万  
2インド7,500万    11億9000万
3オーストラリア7,472万     2177万
4イラン4,875万     7789万
5ナイジェリア3,850万    1億7550万
6英国3,221万     6270万
7ニュージーランド3,126万       429万
8パキスタン2,840万    1億8700万  
9エチオピア2,548万     9087万
10アルジェリア2,519万     3500万
番外日本   1万    1億2647万

日本では羊肉は北海道以外では人気が無い。匂いを嫌うからである。道産子の私は道外の人達には羊は体によくありませんよ、と話題にしてきた。
それでなくとも羊肉は99%を輸入しているのであるから、ジンギスカンの美味しさを本州の連中が食べだしたら、こちらに回らなくなり困ると、ウソを言って来たのである。
しかし敵は本能寺、隣国中国はだませない。あの国は何でも食べる国だ。中国の人口は公称13億と言っているが、一人っ子政策で届をしない時期があり20億とも言われている。羊肉を今は中間層しか食べていないが、経済大国となりつつ中国である。全員が食べると日本のウナギやクジラの様に庶民の口には入らないだろう。
恐るべしは中国!

食肉で代表的なものは牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉であろう。
ここで牛肉羊肉と同様、いずれ金持ち中国に食べ付くされるだろう。アメリカの牛肉はBSE問題で日本人は食べたくない。否食べられない。

羊肉も手に入らなくなる。鶏肉はイスラム国家16億人が食べるので、何れ手に入らなくなる。残るは豚肉だけか・・・


インド(人口13億)はヒンズー教で牛肉は食べない。イスラム教(人口16億)もチキン以外食べない。世界の人口は70億人、ここで中国も共産党が倒されて、ナントカ教の宗教になり、肉禁止令が発布されるとその数14億人。これら3カ国の人口合計が43億となる。世界の人口70億人の半数が食肉の規制が出来ると、日本人の食文化が豊かになるかもと、浅はかな夢を描いた。

提案!
最後の手段です。日本の国民は団結しよう! 夜寝る時に「羊が1匹、羊が2匹・・・」と数えてドンドン羊を増やし、今後の食料確保に努力しませんか。