・謹賀新年2016/01/01 10:19



明けましておめでとうございます。今年もよろしくお付き合いください。

ここ北国札幌の元旦の天気は真っ青で、雲一つない素晴らしい初日を眺める事が出来ました。良い一年のスタートとなります。


昨日の年越しは、初めて某料理店から求めたおせち料理とワインでゆく年をふり返り、感慨深い新年を迎える事が出来ました。。

明けて今年も海外・国内旅行を始め、温泉・グルメ・飲み会、そしてちょっぴり山なんぞを計画。

充実したブログとホームページに勤めて行きたいと思っています。とはいえ、私のブログよりそこに寄せられたコメントの方が大人気でありまして、少々複雑というか、嫉妬めいた感も無きにしも非ず・・・

だが皆で大いに語り合いましよう。知っている人もいれば、知らない人も参加で楽しいコーナーとなりつつあります。

一年間、宜しくお付き合いください。

・恩師2016/01/08 13:45


「満緑に 映える涙や 非行の子

 この句は、高校時代に非行に走った生徒の事を、恩師が俳句に詠んだ句である。ある雑誌に投稿して入選したそうである。入選よりも、その子が更生したことを、心より喜んで披露してくれたのが印象に残っている。
 数十年前の高校生の頃、恩師に聞いた句であったが何故か未だに忘れない。だが、上五の ”満緑に” を忘れていたので、今回の新年会に聞いてみた。

 すると恩師はさすがである。数十年も前の句だが、よどみもなくスラスラと詠んでくれた。恩師は86才である。

 ここ毎年、正月に近隣に住む高校時代の同級生10人前後を集めて、恩師を囲んで新年会を開くのが恒例となっている。

未だに教えを請うのが目的である。何故かと云うと恩師は現在お坊さんである。説教は得意(?)なのであるからして、そのご高説を拝聴するのが楽しみなのである。お布施は当然必要ない。そればかりか飲み会の会費も割り勘にせよと云われる。
 何故、お坊さんになったか・・・長くなるので簡潔にまとめた。

身内の大事な方を亡くし、仏壇にお経を上げるうちにしっかりしたお経を、と言う事で一念発起して僧侶を目指したと云う。
 資格を取得し浄土真宗の寺に籍を置き、檀家回りを始めたのは70代後半の事である。現在も現役である。
 
 恩師は多才である。
 登山が大好きで、愛犬と共に北海道の名のある山を殆ど登り、岩登りや沢登り、はてはヒマラヤにも行く。

 更に短歌の会、随筆の会も代表を務め、碁会所にも毎週通う。世間で言うところの「ボケ」と言う字はこの恩師には無縁なのである。



 毎年新年会で集まると、恩師は全員に「随筆人クラブ」の本をプレゼントしてくれる。楽しみの一つである。
 恩師の今回のテーマは「空(カラ)っ風の吹く頃」である。心温まる随筆だ。
長文になるので、失礼ながら抜粋して以下に紹介する。

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 戦時体制が強まる時代・・・、生れたのは北関東の農村・・・、質素と倹約こそが美徳と言われた頃の話である。
 農閑期に入ると、いろんな職人さん達が農村にやってくる・・・、鍋や釜修理の鋳掛(いかけ)け屋さん、こうもり傘修理の傘直しに、包丁や鋏(はさみ)を研ぐ刃物研屋(とぎや)、鋸(のこぎり)の刃先を直す目立(めたて)屋さん、下駄の歯入れ職人や、桶や樽の修理をする桶屋や箍(たが)屋さん。

 このほか季節を違わずやってくる越中富山の薬売りや、なぜか手甲脚絆(てっこうきゃはん)姿の越後からの毒消し(どっけし)売りの女性達であった。
 農家での生活用品の多くは、木製品が使われていた。味噌小屋に行けば味噌樽や漬物桶が並び、納屋には運搬用の桶や、臼(うす)と杵(きね)があった。
 母屋に入れば調理用の桶や、水汲み用の手桶があり、お櫃(ひつ)がある。風呂場には風呂桶があって、まさに木製品全盛の時代であった。

 これらの職人さん達は長い修行が必要であったが、戦後には木製品からプラスチック等へと変わり、もはや質素や倹約の徳目は吐き捨てられ職人さん達の出番は無くなってしまったのである・・・ ・・・ ・・・ 

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 戦前、戦中、戦後の早い時期に生まれた人達は、この随筆を読むと懐かしくそれらの用具が思い出されるだろう。
 恩師の人柄が随所に感じられる随筆である。

 随筆と言えば吉田兼好の『徒然草』が代表的。

「つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。」

       吉田兼好
 
どうです。高校時代が懐かしくありませんか。
リリ~ン!どうやら休み時間のベルが鳴ったようです。
早弁でもしますか。。。

 新年会という授業を終えて散会した。しかし未だ非行を続ける私は恩師を特別授業と称して、補習授業ならぬ二次会へと誘導した。説教は負けるが、説得、無理強いは長年の社会で揉まれたので真面目な恩師には負けない。

 恩師の話はうまい。瞬く間に補修授業を過ぎてしまった。恩師を見送る後ろ姿、背筋はきりっと、歩く姿もテンポが良い。100才どころか120才まで活躍しそうだ。中国では120歳以上は仙人と言うらしい。
 至福の1日であった。

・新 「お座敷小唄」2016/01/09 08:50

ある日、60代以上の集まりの時に「お座敷小唄」の歌詞を配られた。
リーダーは一緒に歌って下さいと、率先して歌いだした。
なかなか上手で聞き惚れていたが、歌詞がユニークなので女性陣は吹き出してしまい最後は大笑いになった。

   本来の歌はこちら→ 動画 「お座敷小唄」

 替え歌その1・・・「ボケ」ない小唄

1 かぜをひかずに  転ばずに
   笑い忘れず  よくしゃべり
   頭と足腰  使う人
   元気ある人  ボケません
2 スポーツ  カラオケ  囲碁  俳句
   趣味のある人  味もある
   異性に関心  持ちながら
   色気ある人  ボケません

3 歳を取っても  白髪でも
   頭ハゲても  まだ若い
   演歌うたって  アンコール
   生きがいある人  ボケません

 替え歌その2・・・ 「ボケ」ます小唄

1 何もしないで ボンヤリと
   テレビばかりを 見ていると
   のんきなようでも 歳を取り
   何時か知らずに ボケますよ
2 仲間もたずに 一人だけ
   いつもすること ない人は
   夢も希望も 逃げてゆく
     歳もとらずに ボケますよ

3   酒も旅行も 嫌いです
   歌も踊りも 大嫌い
   金とストレス たまる人
   人の二倍も ボケますよ
    


・風物詩2016/01/10 17:06

昔懐かし、物売りや行商、露天商などの風物詩を取り上げてみました。
昭和の頃が多く、庶民の生活レベルが上がると同時に、風情のあるそれらが消えていき、今では郷愁を誘うのみである。

 便利な時代である。検索すると一つ一つが動画で見られる。
 しばし、昔を懐かしみましょう。

 本文→ → → http://tabinootoko.web.fc2.com/fuubutusi.html

・恋人2016/01/23 11:01

春です!
長年待ちに待った、待望の恋人が私の前に現れました。
現在、毎日心ときめいています。

人生がこんなに素晴らしいとは想像だにしていませんでした。まるで青春時代に戻ったようです。

朝起きると、彼女は大きくつぶらで愛らしい目、ふくよかな顔、可愛い口でいつも私を見つめてくれます。

だが、彼女は気まぐれ。勝手に出たり戻ったり、一日に何度もそれを繰り返すのです。戻ると、寂しかった? と私の目を見て慰めてくれるのです。

ジ~ッと私の目を見て優しく微笑んでくれる。天使の如く。言葉は無くとも見つめ合うだけでお互いが会話できる。

彼女の名前は「ヒヨドリ」、まるで小鳥の様な名前。


その彼女がある日、カレを連れてきた。次々と彼を複数連れてくる。なかなかもてるようです。

昨年の秋、漬物様に「みがきニシン」を買った箱があったので、「日曜大工」で小鳥の家を作った。別に「日曜大工」で無くとも、毎日が日曜日なのだから「日曜」と特定する必要がないのだが・・・。


当然その家には「おやつ」をどっさりプレゼントしてある。ついでに美味しいワインとも考えたが、冬なので雪の方が美味しい様だから止した。

ところが、神様は私にまた別な彼女を与えてくれた。彼女は容貌が宇宙人の様である。小柄である。非常に色白であり、チャーミングなのである。
名前を「シジュウカラ」と言うそうだ。これまた野鳥の様な名前である。


しかし、この彼女は先の彼女より輪をかけて気まぐれ。
出ていくと2~3日は帰らない事が多い。だから寂しい。
名前がシジュウカラなのだから、始終来ればよいのだが・・・。

このブログを書いた数日後、数人の人から質問が寄せられました。
「小鳥なのに、何故女性と分かったのですか?」

それはこの巣箱の樹の枝に、下記の看板をかけてあるためです。そう、ここに来る小鳥たちは皆、賢くて字が読めるのです。



何と今年の春は楽しい事か!!!



・時代小説2016/01/29 11:13

最近時代小説にはまっている。

 吉川英治、五味康祐、山本周五郎、柴田錬三郎、池波正太郎、藤沢周平、宇江佐真理・・・等の本が、時代小説として人気があるようだ。

 これらの多くは、江戸市中で起きる様々な事件を解決していくもので、江戸町奉行所に勤めている与力や同心、また彼らから十手を預かる岡っ引や下っ引が主人公である場合が多い。

 映画やテレビで見る彼らの生活環境や、本で読むところの生活レベルが今一つ理解していない事が多い。例えば給料、住まい、位置づけなどなど。ましてや江戸の文化にもうといものがある。

 一例で、奉行所が江戸(現在東京)の何処にあったかなど不知である事が多い。

 2016年の直木賞は67才、青山文平の「つまをめとらば」が受賞した。やはり時代小説である。

 寒い冬は炬燵に入り、のんびりと本に親しむのも悪くない。居眠りするには最高でもある。

     本文は → こちら・・・