・フグ2023/11/30 14:58

北海道オホーツク海沿岸ではフグ類の混獲が急増

漁獲量、10年で11倍。都道府県別で全国トップ

北海道で漁獲急増のフグ 

  しかし、消費拡大に「毒の壁」 

     フグ刺し


北海道の新聞記事には、今年温暖化の影響による魚の記事が多かった。フグに始まり、ブリ、シイラ、カマスなど今まで南の魚が回流してきた影響だという。

その反面、サンマ、イカ、シャケなどが激減している。

 マフグが多くとれているオホーツク紋別漁協によると、10月下旬に始まった今年の漁でも、網がマフグ一色となり、一度の漁獲量は毎回2030トンに上っている。

 

              マフグ

マフグはふぐの女王と称され、最高級魚のトラフグよりも強い甘みをもち、白身のあっさりとした味わいと相まってとても上品で、美味しさを奥ゆかしくアピールする魚として注目されている。

マフグは漢字で「真河豚」。マフグの総毒量は、なんとトラフグの約3倍にもなるというから驚きである。 

2019年、養殖を除くマフグやトラフグなどフグ類の水揚げは、都道府県別で北海道が全国1に。22年は全国の年間漁獲量6300トンのうち、北海道が1700トンを占めた。フグの毒を処理できる業者が限られ、未加工で本州に出荷されるケースが多いという。 

北海道でフグを食べる習慣がない事や、フグが体内に含む毒の処理を行う加工先が少ない事から、北海道産フグのほとんどが北海道外に出荷され、道内での行き先、消費は非常に少ない。フグ専門の料理人が少ないのである。

 

エサを取るのが上手な「カワハギ」や、水族館の人気者「マンボウ」もふぐの一種とされている。世界規模でみると実に100種以上にものぼる

札幌の鮮魚店や大手スーパーにはフグがない。

 フグを食べたけりや、ふぐ専門の居酒屋に行くしかない。

 

フグ調理に関する資格者数のベスト3


 10 
   ふぐの消費量で日本一と言われる大阪 実に全国のおよ  
      そ
6割を占める

東京   2

山口   7千人 

 

トラフグでは「筋肉、皮、精巣」の3部位すべてが食用可だが、マフグでは皮の毒性が強いため皮は食べることができず「筋肉と精巣」だけが食用可となっている

マフグにはテトロドトキシンという毒が含まれており、マフグのほとんどの部分に毒がある。 卵巣と肝臓は猛毒、皮膚と腸は強毒、筋肉と精巣は無毒となっている。


フグと毒は永遠の課題、いつになると食べられるのだろうか。厄介なフグである。


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