・三時間半2023/09/03 07:48

昨夜、9月2日(土)の夜は目が回る忙しさであった。
二つあり、その一つは
 「札幌モエレ沼芸術花火」

二つ目が
 「おわら風の盆」


「花火」は夜7時15分から1時間。綺麗だった。

北海道最大級の花火大会「モエレ沼芸術花火」は10周年を迎える。世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチが基本設計したモエレ沼公園(札幌市)で開催された。動員数2万人。幸いこの日は好天。

私の住む14階建てマンションからは抜群の眺望である。

一方「おわら風の盆」は夜6時から9時30分までNHK・BSプレミアムで
「おわら風の盆2023 美の伝統行事を生中継」、なんと3時間半の生放送。最近テレビをこんなに長く見続けることなどなかった。まさしく釘付けであった。

「おわら風の盆」は現地で見たのは2回。三味線と胡弓と唄と踊りには何とも言えない哀愁と艶っぽさを誘い見るものを引き付ける。

 「男女混合踊り」の「酒を注ぐ所作」

男女が離れて別々の踊りを踊っているが、ある一瞬から男女は側に寄り添い、男は手のひら(盃)をかざし、女は人差し指(銚子)で酒を注ぐ。その絶妙な雰囲気と艶っぽさは会場の群衆から万雷の拍手がわく。


                「男女混合踊り」の「月を見る」

この場面も同じく男女が自然と寄り添い、左上の満月を男が先に見上げ、続いて女が後を追い小首をかしげて眺める。息が合った男女のしぐさからただならぬ気配さえ感じる。またもや万雷の拍手がわく。

何か月も練習に練習を重ね、男女はそのうちカップルになり、恋愛そして結婚に至る場合が多いらしい。

ここ富山県八尾町は人口 22,327人。 毎年全国から30万人以上の観光客が訪れる。日本で一番ともいわれる静かで哀愁溢れる盆踊りである。

そのうちに「無形文化遺産」に指定されるだろう。


         富山県八尾町 ここに30万人が押し寄せる

「風の盆の由来と歴史」

お祭りの起源は約300年前の江戸時代からとされている。おわらの由来は「おわらひ(大笑い)」という言葉を差しはさんで町内を練り廻ったのがいつしか「おわら」と唄うようになったというものや、豊年万作を祈念した「おおわら(大藁)」説など諸説ある。収穫前の稲が風の被害に遭わないよう、豊作祈願が行われ、この催事のことを風の盆と呼んでいた。

動画がある

         
花火の動画
三時間半、ベランダから見る「花火」とテレビの「風の盆」を見比べながら、首を右左、
そのうちに首が痛くなってきた。



おまけにビールがドンドンはかどる。ツマミは漬け物
幸せな至福の時間が3時間半、ちと長すぎた。眠い、眠い。


・350年ぶりに和解2023/09/04 11:14

親鸞が開祖した浄土真宗の末裔が350年ぶりに和解(世間的には仲直り)したという。

浄土真宗のおにしさんおひがしさんの信者数は、日本の全仏教の信者数の半分近くを占める割合である。

    京都駅の前には東本願寺と西本願寺が通りを挟んで立地

          親鸞聖人と蓮如上人の分骨式

浄土真宗の宗祖親鸞聖人第8代蓮如上人遺骨を有する2023(近松暢昭住職、大阪市平野区)は11日、浄土真宗本願寺派顕証寺(近松真定住職、大阪府八尾市)に、親鸞聖人と蓮如上人の遺骨を分骨した。東西本願寺の分派以降、両派寺院間での分骨は史上初めてという。

350年間は一切の行き来が途絶えていた。

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和解の動機

真宗大谷派慧光寺(近松暢昭住職)が注目の発言 

「今は仏教とか宗教とか寺院とか、そういうものに対する不信感が、大きくなっている時代ですから、そんな寺の側同士で言い合いをしているよりも、みんなで親鸞聖人の教えをお伝えしていくことが重要です」

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(やはり不信感があると理解しているようだ)

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浄土真宗の変遷

1173 親鸞聖人生誕

1457 蓮如上人8代目)が全国に広めた。

1570 石山戦争が始まる。10年間)織田信長との確執。最後は朝廷に               より仲立ち

1593 西本願寺ができる。豊臣秀吉寄進 西と東に分裂

1602 東本願寺ができる。徳川家康の寄進

2023 西と東が和解(350年ぶり)

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なぜ和解し仲直りしたのか?しかも350年ぶりに。
そこには宗教界の瓦解が始まっているようだ。

項目別にみてみよう。

日本人の宗教離れやレジャー多様化、国内外観光地との競争激化、団体旅行か ら個人旅行への移行等により、お遍路さんのマイカー遍路が減少し、団体バス遍路も大幅減になってきた。コロナの影響も大きい。 

2019年の統計によると、お遍路さんの人数は十数年前と比較して約4割減と大幅に減少 霊場へのアンケートでは、「歩き遍路」では約3割程度の減少だが、団体バス遍路は約95%減、マイカー遍路は73%減と大幅縮小。 その理由は、日本人の宗教離れやレジャー多様化、国内外観光地との競争激化などにあるとみている。

中国というと日本人のイメージだと仏教の国と思っている人もいるかもしれないが、マルクスは「宗教は民衆のアヘン」とも考えており、国として無宗教になるように政策を進めていた過去がある。

 またアインスタインは、「神という言葉はわたしにとって言葉以上のものでなく、人間の弱さが作り出したものにすぎない。聖書は、高潔だが原始的な言い伝えをまとめたもので、やはり子どもじみている」「どんなに素晴らしい解釈が登場しようと、この考えは変わらない」などと述べている。

米国では過去10年間にキリスト教の信者の数が減少し、無宗教の人の数がほぼ同じだけ増加している。どの宗教にも属さない人々や無神論者、宗教に特に関心がないと回答した人々は、10年前には約18%だったが、2021年には29%になった。 

アメリカは「宗教国家」と呼ばれるぐらいにキリスト教の強い国。ピュー研究所によると、2011年には「自分はキリスト教信者である」と自認している人が75パーセントだったのが、昨年は63パーセント。いっぽうで無宗教の人は18パーセントから29パーセントに増えている。つまりアメリカ人の10人にひとりぐらいが、キリスト教から無宗教にくら替えしたということ。

ドイツだけでみられる現象ではないが、近年のキリスト教脱会の増加に拍車がかかったのは、2018年に発覚したドイツのカトリック教会の聖職者たちによる子どもへの性的虐待が大きな契機となっている。

 アンケートによると、脱会の理由の第1位は、教会制度への不満(55.2パーセント)、第2位は教会税を払いたくない(28.7パーセント)、第3位は神への信仰を失ったため(11.8パーセント)となっている。

一方、イスラム教。

2010年時点、イスラム教徒(ムスリム)はキリスト教徒(21.億人)に次ぐ16億人(世界総人口比23.4%) を数え、2020年には19億人(同24.9%)、2030年には22億人(同26.4%)に達する見込みとなっており、 2070年にはキリスト教と並び世界で最も信者数の多い宗教となる見込みである。2100年には最大となる予測。

             イスラム教のモスク

1日に5回もアラーの神にお祈りするイスラム教。もっと真剣に仏にお参りせねば、日本の仏教もイスラム教に信者は奪われるかもしれない。

キリスト教がイスラム教に敗れ、教会を破壊されてその上にモスクが建てられた、そういう時代もあった。

世界には神や仏が多い。八百万(やおよろず)の神がいる日本も、八千万(やちよろず)にしなければなるまい。

イスラムに支配されると、日本社会も豚肉は食べられない。困った~



・リンドウ2023/09/15 10:58

リンドウ
北海道の秋は早い。

大雪山の紅葉を求めて、ちと早かったが出かけたがやはり・・・
今年の夏は全国的に猛暑が続いたので山は緑でいっぱい。

下界が30度だが、山は17度。涼しい。

山裾に咲くリンドウが綺麗。楚々として咲いていた。

温泉に入り、山小屋に泊まり、ギンギンに冷えたビールで乾杯。
今年の夏を締めくくった。